レディーマグ、こんぷりーと!
なんかねー、一日が24時間ないような気がする。
どういうわけか、やろうと思っていたことが終らないうちに一日が終わり、新たな一日はまた何もしないうちに同じように終わる。
歳をとったら、動作がのろくなって他の人と違う時間が流れているのかもしれないと、年老いた母を見ると思うのだけれど、自分の身を振り返れば、自分の身体やアンチエイジングに良いとされていることを取り入れたりしているとやることが多過ぎて~それで一日があっという間に過ぎているのかもしれない。
加えて、19時まで明るかった空がもう16時には薄暗くなり始めるから、犬の散歩は15時台に出かけなくてはならないし、だからといって早く帰ってくるわけでもない。
とりあえず、ひとりの時間が激減しているので、文章を書く暇がない・・・というのは単なるいいわけ。
2014年に発表されたノリタケのレディーマグコレクションは一目見て気に入った。それというのも、オールドノリタケで見たことのあるアンティークなレディー達が描かれていたのだから。
オールドノリタケは価格が今では上がり、易々とコレクションできるわけではない。
それに、昔の実直な職人の技や材料を使っての再現はかなりお金がかかって現代に復活させるとなるとオールドノリタケと同じくらいに値段が上がるときいたことがある。。。
娘には1客3千円もするマグなんて、高過ぎる!と言われたけれども、オールドノリのコレクションの価値からしたら、もう、本当にすいません、こんな価格で復刻して頂いて~現代に生きる喜びを感じるほどなのだ。
とはいえ、同じ大きさのマグカップを、以前はコーヒーカップをコレクションしていたけれど、新しいドリップコーヒーの機械が多めのドリップでコーヒーカップよりもマグカップの方が使い勝手がいい、とは言え6個も買うのはかなり憚られる。
それで、いずれ6個をコンプリートするという目標は持ちながら、デパートの積み立てが満期になるのやポイントが2倍になるのなんかの機会を虎視眈々。お金がないわけじゃないけれど、飽和状態のコレクションの前に新しい食器を買い足すのはやっぱり憚られる。
というわけで、全部揃えるのに、三年越しだったかしら・・・デパートの人には今、シリーズが終了するのは早いですからねぇと脅されながらもお得な期間にお取り寄せしてもらうことに成功した。


愛読書の平凡社から出ているコロナブックスの『オールド・ノリタケ』の表紙はお皿のデイジーちゃんだし、

ポンパドゥール夫人はキャンディー入れとして紹介され、

魅惑的なエルテは花瓶に居るらしい。


箸を選ぶ基準は食洗機対応かどうか、との一点だけで、普段使いの食器は金彩が入っていないものでやはり気軽に食洗機にいれられるもの、と決めているのだけど、これだけは別~ちゃんと毎日使っては手洗いしておりますよ。