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ブラックベリーのジャム

 何年か前に一度、富谷に住む友人から、ブルーベリーとブラックベリーが沢山生ったので送ってあげると言われ、楽しみにしていたことがある。
 
 ブルーベリーはうちでも生えているくらいだから、よくわかっているけれども、ブラックベリーに関しては見たことも食べたこともなかった。

 ラズベリーを黒くしたようなアントシアニンたっぷりっぽい実は、口に含むとかなり酸っぱく、ぶどうの種を小さくしたような種はたくさんあって、飲みこむのがためらわれる。齧ってもごりごりとして、ジャムにしても口当たりがとってもマズイ。(味じゃなくて、その残る舌触りというか)

 というわけで、このジャムは出来上がるまでに普通要らない、濾すという工程が必要になり、超めんどうくさい。

 でもそれでも出来上がったジャムはヨーグルトに入れたりすると、美しい色で、味もおいしく、おまけに身体に良さそう。




 ところが、毎年貰えるかと期待していたものの、剪定の失敗によるものか、樹勢の加減か、天候のせいか、ちっとも音沙汰なくなり、あとで聞いたところによると、ブラックベリーだけは元気だったみたいなのだけど、ブルーベリーがちっともならないので、姫に声をかけなかったみたい。
 昨年はあまりにもてあまして棄てたらしい。。。あ~もったいない。
 
だって、自宅に生るベリー類を摘んでジャムを作ったり、果実酒を漬けたり、パイを焼いたりするのは「大草原の家」や「赤毛のアン」に出てくるような、女の子の夢みたいな暮らしじゃないですか。

 ・・・現実が夢ばかりじゃないこともわかるよ。
 大人になった姫としては、そりゃあ、夢のように楽しいのも摘んでいる最初の5分くらいで、あとは、手が真っ赤にもしくは薄黒く爪の間に染み込んで取れなかったり、手がとがった枝やトゲに刺さって血が出たり、単調な作業に嫌気がさしたり、虫がいたり、日に焼けたり。
 少し摘んでは洗って冷凍したり、発送の手間はかかる、お金もかかる。

 でもそうして姫の自宅に今回は自ら運んでくれた6キロを超すマリオ君くらいの重さのブラックベリーは2日間の手間を要してすべてジャムにされた。
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 これでも、まだ半分、冷凍庫にいれてある。鍋はうちの最大級の活力なべ。

  
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 きび砂糖をベリーの総重量の半分弱くらい入れたけれど、濾したらかなり甘味もとられた感じがしたので、あとで煮た分には初めは砂糖控えめにして、濾した後に更に味を見てたした。
 もちろん、アクを取りながら、煮詰めていく。

            
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 ていねいに濾す。もったいないくらいののこりかすが出るけれど、お茶にするくらいしか使う方法がないらしい。

     
 前回のももジャムの為に貯め置いたびんの在庫がなくなり、人にあげる時に瓶の方が見栄えが良くありがたい気がするけれど、瓶はまずステッカーをはずして保存しておいて後、煮沸したりしなければならないので、新しいパッケージの方法を考えた。
 小さなジッパー付きのビニル袋に一回り大きなビニル袋で再度包装して、保冷剤と一緒にあげることにしたのだ。
              130825_1147~01



 まだかなり冷凍保存してあるから、今度会う時にはオーナーさまにちょっぴり返還してあげよう。この実のオーナーは今年は全然味わっていないらしいよ。
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